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1級建築施工 実地試験 施工体験記述について その@
建築施工管理実地試験 一級技術検定試験基準
1 建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度、外観等を得るために必要な措置を適切に行うことができる高度の応用能力を有すること。
2 設計図書に基づいて、工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる高度の応用能力を有すること。

 
実地試験 施工体験記述について
「施工体験記述」は受験者が過去に経験した建築現場で,指定した管理項目に対して留意した内容・その理由をあげ,留意事項をどのような手段,方法,処置によって解決したかを,的確な表現で記述する試験です。指定される管理項目は,品質管理,工程管理,安全管理,施工計画,仮設計画,近隣環境,建設副産物処理,コスト管理,合理化等の事項からの出題が考えられます。また,方策,処置の結果を具体的に問う場合や,工事を施工するための留意事項や注意事項を箇条書きさせる場合もあります。

 この施工体験記述は,実際に施工の経験や,指導的監督実務経験があったかどうかの審査が含まれており,その知識のもとで,今後的確な施工を指導監督できるかどうかの審査のためでもあります。合格するためには,実務経験で積み上げた専門技術と知識のもとで適切な措置がなされたことが記された文章を書き上げなければなりません。

 合格判定基準としては,建築材料の強度等を正確に把握し、及び工事の目的物に所要の強度、外観等を得るために必要な措置を適切に行うことができる高度の応用能力を有すること,また,設計図書に基づいて、工事現場における施工計画を適切に作成し、及び施工図を適正に作成することができる高度の応用能力を有することを記述文から審査判定されます。

 この施工体験記述は,実地試験の得点の大部分(40〜60%)を占めるとみられていますので,経験した現場の各種管理項目について,何を留意事項にして,どのように対策・処置をしたか,事前に短文にまとめておく必要があります。実地試験の合格は,この施工体験記述にあります。

 
(1)工事名称
 「○○○新築工事」「○○○邸新築工事」「○○○ビル増築工事」「○○○改修工事」のような固有名称を書きます。建物用途も分かると良いでしょう。「○○の補修工事」「手直し工事」などは施工ミスを補う工事と思われるので避けたほうがよいでしょう。
 
(2)工事場所
都道府県名から,○T目○番地○号まで,できるだけ詳細に記載すること。これにより,地域の特性や自然環境,市街環境などを判断します。また,気候に関する内容や,事故防止に関係する内容などが出題された場合は,自然環境,周辺環境を考えて整合する内容とするようにします。
 
(3)工事内容
構造,階数,敷地面積,建築面積,延床面積または施工数量を書きます。経験記述の質問内容や,管理項目と関係する事項についての設問が出題された場合,建物用途,高さ,軒高さ,掘削深さ,外装仕上げ,屋上防水,EVなどを記載したほうがよいとの意見もあります。構造については,基礎・地階・地上階など違いがあれば細かく記述します。
 
(4)工期
建物の規模として適切な工期かどうか,突貫工事の有無や,季節,天候などの自然環境との整合性がとれているかどうかを審査判定します。年号又は西暦で年月まで記入しますが,一部の参考書では「着工年月日」「竣工年月日」「工期何カ月」と加えた方がよいともあります。
 
(5)あなたの立場と業務内容
現場代理人,工事主任,現場監督,施工担当者,○○工事係などを書きますが,指導監督的な立場であることがよいと思われます。主任以上の管理職で,職工と区別できる立場,及び業務内容を記述します。
 
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