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平成18年度 一級建築士 設計製図 検証用類似課題
本試験とは異なる記述・表現が多々あります。
「市街地に建つ内科・小児科のある集合住宅(地下1階、地上5階建)」
T設計条件
この課題は、大都市近郊の市街地において、内科・小児科(患者を入院させるための施設を有しない。)及びレストランを併設し、多様な生活様式に対応できる集合住宅を計画するものである。また、この集合住宅には、居住者の利便性を考慮して、地下1階に居住者専用の駐車場を設けるものとする。
 
計画に当たっては、特に次のことが求められている。
 @住宅部門、診療部門及び共用部門を適切にゾーニングした計画とするとともに、各部門の動線に配慮した計画とする。
 A住戸については、採光、日照、通風等に配慮した計画とする。
 
1、敷地及び周辺条件
(1)敷地の形状、接道条件、周辺状況等は、下図のとおりである。
 @北東側―道路(幅員12m)を挟んで緑豊かな「お気楽公園」がある。
 A南東側―商業施設(地上3階建)がある。
 B南西側―集合住宅(地上5階建)がある。
 
(2)敷地は平坦で、南西側道路及び隣地との高低差はないものとし、敷地は北東側道路より2m高い位置にある。
  また、歩道の切り開きは、1箇所当たり6mまでできるものとし、北東側敷地境界線には擁壁があり、適宜撤去できるものとする。
(3)敷地は、近隣商業地域及び準防火地域に指定されている。また、建蔽率の限度は80%、容積率の限度は300%である。
(4)電気、ガス及び上下水道は、完備している。
(5)地盤は良好である。
(6)気候は温暖で、積雪についての特別の配慮はしなくて良い。
2、建築物
(1) ラーメン構造による鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造としてもよい。)地下1階、地上5階建の1棟の建築物とする。
(2) 床面積の合計は、3,000u以上、3,600u以下とする。
この課題の床面積の算定においては、ピロティ、塔屋、バルコニー、屋外階段、住宅部門(2〜5階)の共用廊下は、床面積に算入しないものとする。
(3) 主要な階段及びスロープについては、次のとおりとする。
@ 階段は、幅を1.4m以上、けあげの寸法を16cm以下、踏面の寸法を30cm以上とする。
A スロープは、幅を1.5m以上、勾配を1/12以下とする。
(4) 構造計画については、地階部分の計画と地上階部分の計画が、構造的に整合性のある計画とする
(5) 設備計画については、次のとおりとする。
@ 空気調和設備は、空冷ヒートポンプパッケージ方式(住戸部分は除く)とする。
A エレベーター(機械室が不要なものとする)は、居住者用として、常用1基(トランク付き9人乗)を設け、各階に着床できるように計画する。
 
3、その他の施設等
(1) 地上に設ける駐車場は、平面駐車とし、診療所部門用として2台分、車いす利用者用として2台分、サービス用として1台分を設ける。
なお、車いす利用者用の駐車場は、幅を3.5m以上とし、主要な出入口からの距離ができるだけ短くなる位置に設ける。
(2) 駐輪場は、居住者用として30台分、利用者用として10台分を設ける。
なお、1台当たりの駐輪スペースは0.5m×2m程度とする。
(3) ごみ置場(10u)を設ける。
(4) 敷地内に設ける歩行者用のスロープは、幅を1.5m以上、勾配を1/15以下とする。
(5) (1)〜(4)の「その他の施設等」は、床面積に算入しないものとする。
 
4、所要室
 下表の室は全て計画する。
部門 室 名 床面積 設置階 特 記 事 項




住宅部門については、防犯に配慮した計画とする。
住戸A
(計8戸)
1戸当たりの専用面積
約85u
2〜5階                           ・各階に2戸計画する。
・室構成は、2LDK とする。
・各住戸にバルコニーを設ける。
・間口6.5m以上とする。
住戸B
(計12戸)
1戸当たりの専用面積
約 50u
2〜5階 ・各階に3戸計画する。
・室構成は、1LDKとする。
・各住戸にバルコニーを設ける。
・間口5.0m以上とする。
コミュニティルーム 約 40u 1階 ・集住者の集会・交流の場となるように配慮する。
居住者用エントランス 適宜 1階 ・共用部門のエントランスホールにもアクセスできるようにする。
・エレベーターホール及びメールボックスを設ける
管理事務室 約 20u 1階 ・居住者の出入を管理する。
・受付けカウンターを設ける。
居住者用駐車場
(計18台)
適宜 地下
1階
・自走式とし、平面駐車とする。
・普通自動車16台分(1台当たり2.5m×5.5m)及び車いす利用者用2台分(1台当たり3.5m×5.5m)を設ける。
・駐車場へのアプローチする車路は、有効幅員5.5m以上、傾斜路の縦断勾配1/6以下、梁下の高さ2.3m以上とする。





待合室 約 30u 1階 ・共用部門のエントランスホールからの入口を設ける。
・15人程度のいすを設ける。
・子供用の遊びコーナーを設ける。
事務室・受付 約 15u 1階 ・受付カウンターを設ける。
・薬局を兼ねる。
診療・処置室 計約 50u 1階 ・2室(約25u/1室)を設ける。
・診療科は内科及び小児科とする。
X線室 約 20u 1階 ・操作室を設ける。
検査室 約 15u 1階 ・便所(1)に隣接させ、検尿口を設ける。
便所(1) 適宜 1階 ・男女兼用とし、採尿室を兼ねる。
・車いす使用者等にも対応した多機能な便所とする。
職員控室 適宜 1階 ・男性用、女性用として各1室設ける。
・便所(職員用)を設ける。
倉庫(1) 適宜 1階  




エントランスホール 適宜 1階 ・住宅部門、診療部門及びレストランとの動線に配慮する。
・風除室を設ける。
レストラン 約 120u 1階 ・外部からも直接アプローチできるようにする。
・厨房及び便所(従業員用)を設ける。
・テーブル、いす等を設ける。
便所(2) 適宜 1階 ・男性用、女性用及び車いす使用者等に対応した多機能な便所を設ける。
倉庫(2) 適宜 1階  
電気・機械室 約 150u 地下
1階
・ドライエリアを付設する。
(注)上記の床面積の合計(適宜は除く)は、約1,740uとなる。
2、構造計画及び設備計画の要点
 @構造計画に関して配慮したことについて、その要点を80字以内で記述する。
 A設備計画に関して配慮したことについて、その要点を80字以内で記述する。
 
3、面積表
 各階の床面積及びその合計を記入する。なお、各階の床面積については、その算定式も記入する。
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